消費税が10%になることにあわせ特定の取引に軽減税率を採用することが決まりそうです。

消費税は 原則 売り上げにかかる消費税から 仕入にかかる消費税を控除した金額を納付します。

現行の制度では 仕入をした業者が消費税の納付を免除されている事業者であってもその事業者から購入したものは消費税が掛けてあるものとして控除できる税額を計算することができます。

軽減税率の採用で検討されている インボイス方式は、商品と一緒にその商品にかかっている消費税額を記載した伝票を付けることで 正しい消費税額を積み上げて計算するという方式です。

現在の売上金額や仕入金額から計算によって求める消費税では 実際の消費税額とは異なることがあるけど インボイス方式だと 実際にかかっている消費税がわかるのですから いわゆる 益税」 は原則として出てきません。

そういった意味ではよいことなんですが、売り上げが少なく 消費税を納めていない人は インボイスに消費税の額を書くことができないですよね。

そうすると 買う人はそのお店時から商品を買っても 控除できる消費税がないからと言って そのお店から商品を買わなくなる可能性が高くなりますよね。

中小零細が消えてしまう ⁉

あらゆる面で軽減税率の採用は慎重に行ってほしいですよね。