飲食店ではオーダーの時に店員さんが何やら機会を取り出し指でピピっと操作するところが増えているように思います。 少し前に言った飲食店では専用の機械でなく タブレットからオーダーを自分で入力するように促されました。
 機械で入力することで厨房への情報伝達のミスが減る・顧客の年齢とか性別などのいわゆる属性とオーダー品の紐付けが簡単にデータ化できるなど いわゆるPOS※1の効率化・オーダー品提供の効率化にとってメリットがあるため採用が増えているようです。
 
 小規模企業白書によれば87.5%の小規模事業者がIT機器を保有していると答えています。業種別では飲食サービス業の保有率が73.2%で業種別の中で最も低い保有率となっています。
 ITの活用としては情報管理面では事務処理ソフトと経理ソフトの活用率が高くなっていることなどから小規模事業者の飲食サービス業を営んでみえる方でPOSを利用して見える方は限られていると推測されます。

 ITなんぞ訳のわからないものより 客層や季節・天候による売れ筋の変化は自分の勘ピュータの方が余程あてになるといわれる方もみえるかもしれませんが 売上を数値化してみるとご意外な気づきがあるものです。 

 以前は POSレジは専門の機器が必要でその投資額も多額なものでしたが スマートフォンやタブレットの普及、クラウドといってインターネット上でプログラムやデータを管理する手法の活用が一般化したことなどでコストの壁はだいぶ低くなりました。

 売上の管理も器械がやってくれます。 売上増加、経費削減のヒントが見える可能性もあります。
 興味のある方は一度 タブレットを使ったPOSの情報を集めてみてください。
 使い方によっては きっと投資額以上の見返りがあります。


※1 POS ; 販売時点情報管理(英語:Point of sale system、略称POS system) - 物品販売の売上実績を単品単位で集計すること。(Wikipediaより)

※  数値は 2016年版小規模企業白書からの引用です。